カウンセリングについて

傾聴の大切さ③

 

会話を重ねていくことで、ふと気付きが生まれることがよくあります。気付きは人の表情を明るくさせ、肩に入っている余分な力を一気に抜いていきます。気付きには、人をリラックスさせる力があり、より自然体に向かわせることができるのです。

自然体で生きている人は最強です。なぜなら自然体の人は、自分の中に存在している理(ことわり)を知っている人であるからです。

人は、自分自身の中の理を知れば知るほど、自然体に近づいていけます。

人は、自然体そのものになったとき、すべての理を知ることができるのです。

 

おはようございます、『落ちこぼれが創る未来の会』代表のwatanabeです。

 

人は生まれた時は自然体

人は誰もが自然体で生まれてきます。赤ん坊は自然体であり、色に例えるなら真っ白です。しかし、人は成長していくにつれて、その人その人なりの色を身に付けていくこととなります。様々な環境や様々な経験が独自の色を身に付けさせるのです。そうして、色が身に付いていくにつれ、人はいつしか自然体でいられなくなってしまいます。

とはいえ、自然体の自分から遠ざかっていくことは当然のことともいえます。なぜなら、真っ白のままであったらこの世の中を生きていくことができなくなってしまうからです。人は、色を身に付けていくことで、社会に対処していける能力を身に付けていくのです。

しかし、必ずしも身に付けた色がいいものばかりではないこともあるでしょう。身に付けた色が、何かしらの不具合を生じさせ、その結果、身動きが取れなくなったり、八方塞がりにしてしまうことだってあるはずです。

そのようにして身動きが取れなくなってしまったり、八方塞がりになってしまった結果、多くの人が、カウンセラーもとへ足を運ぶようになります。

我々カウンセラーは、そのような問題を抱えてしまった方々に対してカウンセリングを通して、可能な限り自然体に近づいて貰えるようお手伝いをしていきます。不調和の原因となってしまっている色を抜き、より自然体に近いづいていって貰うのです。

この色を抜く作業は「気付き」を持って行います。「気付き」は、クライアントの持っている不都合な情報や思い込みなどを相殺させる力があります

不具合を生じさせていた色を相殺していくことで、今度は、気付きによってできた新たなキャンバスの上に、自分の色を自分の意思で描いていって貰えるよう導いていきます。

話を聴いて貰いたいというニーズを満たす、それだけでいい

カウンセラーは会話のプロでありますけれど、何も難しいことをしているのではありません。淡々と相手の話を聴き、その中から疑問に思ったことやもう少し知りたいなと思うことについて質問をしているのにすぎません。

ではなぜカウンセラーが相手の話を淡々と聴き、疑問に思ったことを詳しく話して貰うことを繰り返していくかというと、人は自分自身の話をしているうちに、自然と自分の気持ちや考えが整理できるようになるということを知っているからです。

自分の気持ちや考えが整理できるということは、自分自身を第3者的に見ることができるということです。人は自分自身を客観的に見ることができた時、問題の中の矛盾点に気付けるものなのです。

また、カウンセラーは、多くの人が自分の話を聴いて貰えることに大きな喜びを感じるということも知っています。人が自分の考えや気持ちを、無条件に聴いて貰えるだけで、自然と力が湧き上がってくるということを知っています。自然と力が湧き上がってくると人は迷うことなく行動できるようになるものなのです。

自分の抱えている矛盾に気付き、それに対して行動できるようになれば、カウンセラーの仕事の大半は達成されたようなものといえるでしょう。

人は行動できないから悩むのであり、何かしらのきっかけで悩みが解消でき、自らの意思で行動できるようになったなら、そこから先はひとりで問題の対処にも取り組めるようになるでしょう。

このように、人は他者と対話することで自分自身を客観視し、矛盾点に気付くことができれば、不調和の原因であった色をひとつ落とすことができます。色を落とすことで、より自然な状態の自分に近づくことができたなら、気持ちは軽くなり、重い腰が上がっていくようになるものなのです。

傾聴というと、話を聴くということだけに思われがちで、どうしてもアグレッシブに問題解決に取り組んでいないように思われがちです。しかしながら、この相手の話を受け入れながら丁寧に聴いていくということだけでも、問題解決に向かわせるパワーを十分持っているのです

カウンセラーいらずの世の中に!

他人同士の会話を聴いていると、会話が嚙み合っていないために、会話が会話として成立していないと感じる場面によく出くわします。そういった時、私は「もったいないな」と思います。

会話はプラスとマイナスがが揃ってはじめて成立するものであり、プラスとプラス、マイナスとマイナスでは反発してしまいます。

人は基本的に会話に対して無自覚です。会話は生まれてから育っていく環境の中で自然と習得していくものであり、特に詳しく学ぶ機会も少ないため、誰もが自己流で会話をしているといっていいでしょう。

カウンセラーは、カウンセラーになるための勉強中に、自分がこれまでしてきた会話がいかに無自覚だったかを学ばされます。それまでの会話がいかに自己中心的なものであったかを思い知らされるのです。

しかし、この無自覚さを知ることによって、人の持つ心理的背景を十分に理解できるようにもなります。目の前の人が、今、どんなニーズを持っていて、それを会話を通じてどのように解消していきたいのかを知ることができるのです。

会話の中には、自分の中にある何かを誰かに伝えたいという欲求が存在しています。この欲求を満たされることがないと、それこそ欲求不満の状態に陥ってしまいます。

従って、周囲に話を聴いて貰える人がいないと、欲求不満は解消されることなく行き場を失い、その人はストレスを溜めてしまうこととなってしまうでしょう。

カウンセラーは、目の前のクライアントが、何を話せば欲求不満を解消させられるのか、というニーズを探しながら話をしっかりと聴いてきいていきます。そういったニーズを上手に見つけていくことで、気付きを促がしていくのです。これができるからこそ、カウンセラーがプロであるといえる証拠でもあるといえるでしょう。

とはいえ、この話し手のニーズを満たしてあげられる存在が、必ずしもカウンセラーである必要はありません。身近にいる信頼のおける人であれば何も問題はないのです。人は信頼できる人に心のうちを話すだけで、十分に自分を癒すことができるのです。

そこで大切になってくるのが、話を聴く側の態度ということになります。悩みを持っている人に対して、会話のキャッチボールができるよう、上手にプラスとマイナスを使い分け、その人の欲求が解消できるよう、話を丁寧に聴いてあげる必要があるといっていいでしょう。

調和的な世の中にするために、まずは相手の話をしっかりと聴こう!

会話の中でプラスとマイナスを使い分けができ、会話の中から気付きを引き出してくれるような人が身近にいる心強いものです。そういった人が、世の中にたくさん存在するようになったななら、この世の中は必ずよくなります。

そういった意味でも、自覚的に会話ができるようになる人を増やしていくことが、カウンセラーの使命のひとつなのかもしれません。

カウンセラーは、普段の会話を通じて会話のプロとして周囲の見本となり、たくさんの人に良い影響を与えていくよう心掛けていく必要があるでしょう。

カウンセラーは周囲に影響を与えることで、少しづつ調和的な会話のできるような人を増やしていき、その結果として、身近な人を通じて問題解決のできるような世の中を形成していけるよう仕向けていかなければなりません。

人と人との間に気付きが生まれると、そこに成長が生まれます。そのようにして生まれた成長が、必ずこの世の中を良くしていくことに間違いはありません。

もし、このブログをご覧になっている方の周りに、辛そうにしていたり思い悩んでいるような人がいたら、少しだけでもいいので、そういった人の話を聴いてあげてください。

話を聴いてあげることだけで、問題が解決してしまうこともたくさんあるのですから。

落ちこぼれこそが新しい未来を作る!

苦しみを体験した上でそれを克服し、意図して自然体で生きることのできるようになったとき、人は理を知ることができるようになります

私たちの会では、そういった人とともに新しい世の中を形成していきたいと考えているのです。

本日のまとめ

タイトル
① 人は、自然体そのものになったとき、すべての理を知ることができる。
② 気付きは、クライアントの持っている不都合な情報や思い込みなどを相殺させる力がある。
③ 人は、自分自身の話をしていると、自然と自分の気持ちや考えが整理できるようになる。
④ 人は自分自身を客観的に見ることができた時、問題の中の矛盾点に気付くことができる。
⑤ 人が自分の話を聴いて貰えることに大きな喜びを感じるものである。
⑥ 丁寧に聴いていくということだけでも、問題解決に向かわせるパワーを十分持っている。
⑦ 人は信頼できる人に心のうちを話すだけで、充分に自分を癒すことができる。
⑧ 人と人との間に気付きが生まれるとそこに成長が生まれ、その成長が世の中を良くしていく。

 

 

傾聴の大切さ➁

 

こんばんは。『落ちこぼれが創る明るい未来の会』代表のwatanabeです。

前回は、傾聴がクライアントとの間に信頼関係を構築させるということを書きました。

また、傾聴の大切さは信頼関係の構築だけでなく、お悩みについての情報収集をすることであったり、カウンセラーがクライアントの悩みをより詳しく聴いていくことで、クライアント自身の中から気付きを生み出す効果もあるということにも触れました。

本日は、前回に引き続き傾聴の大切さについてお話していきたいと思います。

傾聴の基本ヒアリング

カウンセリングやコーチングを行っていく際に、一番最初にすることといえば、当然のことながら、「お悩みの内容をきくこと」となるでしょう。

クライアントは、何かしらの問題があって相談に来てくれているわけですから、まずはその内容を聴いていかなければなりません。

お悩みの内容は、それこそ千差万別でいろいろとありますが、基本的なことでいえば、「どうしていいかわからない」ということになるでしょう。

ですので、我々としては、クライアントの方々にとって、どのように行動すれば問題を解決できるようになるのかを一緒になって探し出していくということとなります。

そこで大切になってくるのは、以下のようなことです。

① クライアントは今、どのようなことに悩んでいるのか。
② その悩みの背景に、どのような価値観が存在しているのか。
③ その価値観が、クライアントの行動化をどのように阻んでいるのか。

 

この①~③を聴いていくことで問題を把握し、それによってカウンセラーが、様々な手法を使ってクライアントを行動化できるように誘っていくわけですが、この①~③のヒアリングが正確にできないでいると、問題解決に繋がるような提案ができなくなってしまいます。

ですので、①~③の部分を丁寧に聴いていくことが、カウンセリングの鍵であり、このことを可能にするのが傾聴であるといえます。

傾聴に臨むカウンセラーとしての姿勢

傾聴するといっても、ただ相手の話を聴いていればいいというわけではありません。
傾聴を通して問題を把握しつつ、前回も述べたように、信頼関係の構築もしていかなければなりません。

従って、傾聴にはヒアリングをすると当時にクライアントとの間に信頼関係を結んでいくという技術であるといえます。
ですので、傾聴をするにあたってのカウンセラーとしての態度がとても重要になってくるのです。

カウンセラーは、受容、共感、自己一致、という3つの要素を持って傾聴に臨みます。
受容、共感、自己一致をもう少し詳しく説明すると、「クライアントの話を批判も否定もせず、クライアントの抱いた感情に共感し、クライアントの存在そのものをありのままに受け入れていく」ということとなります。

(*受容、共感、自己一致については後日、詳しく書いていきたいと思います。)

この受容、共感、自己一致の態度で、カウンセリングに臨んでいかないとクライアントとの間に信頼関係を結ぶことができなくなってしまいますし、信頼関係を構築できないでいると、問題の把握に至るヒアリングも正確にできなくなってしまいます。

よって、クライアントの話を聴くということでさえも、ひとつの技術であり、受容、共感、自己一致の態度で臨む傾聴は、カウンセラーにとっての基本中の基本の技術といってもいいでしょう。

人は信頼できる人でないとなかなか本音で話ができないものです。ですので人と人との間に信頼関係ができるまでには、ある程度の時間が掛かってしまうのが一般的です。

しかし、カウンセリングを行うにあたっては時間という制限が生まれてきます。
初対面の人同士で、しかも短い時間の中で問題を解決していかなければなりません。

しかし、傾聴の技術が身に付いてさえいれば、短時間で信頼関係を構築しつつ、問題の把握を効率よく行ってくれるのです。

カウンセラーとしての資質

傾聴の技術があることはカウンセラーにとってとても大事であるということをここまで書いてきましたが、それ以前にカウンセラーとして大切な資質があります。

それはどういうことかというと、日常生活のどんな場面であっても、「この人だったら相談に乗って貰いたいな」と思われるような存在であるということです。

カウンセラーには、人としての誠実さであったり、温かみのある人柄であったり、そういった人間性が求められます。
従って、日常の生活の中でも誠実性や、温か味のある人間関係を結んでいける力が求められてきます。

日常の生活の中でも誠実さに欠けていたり、冷ややかな人間関係しか結べない人が、カウンセリングをしたとしてもその結果が、どうなるかは目に見えているといえます。

そういった意味も、日常生活の中でもカウンセラーとしての資質を持って生きる必要があり、普段から誠実さや対人関係を円滑に結んでいけるような人間でなければならないといえます。

逆にいえば、普段から誠実に人間関係を結べているような人は、カウンセラーに向いているともいえますし、もしそういった人が身近にいるのであれば、そういった方に相談に乗って貰うことをお勧めします。

カール・ロジャースの言葉

これは、現在のカウンセリング体系の基礎を作ったカール・ロジャースの言葉であり傾聴の力を物語っている言葉です。

人は他の人から理解され、わかってもらえたと思った時、心にある変化が生じます。それが真に自分に向き合う力となり、自らを成長させていきます。

 

人は問題を解決できる能力を本来は持っているものなのです。しかし、その能力を持っていることになかなか気付くことができません。

そこで、カウンセラーがその能力に気付くためのお手伝いをしていくこととなります。

ロジャースの言葉を借りれば、クライアントの心に変化を起こす存在として、カウンセラーが存在していて、カウンセラーがクライアント自身の成長できるようなきっかけ作りをしているといってもいいでしょう

そして、その第一歩としてカウンセラーのすることが傾聴であるといっていいでしょう。

本日のまとめ

傾聴の持つ力
①傾聴は問題の把握をしながら、信頼関係の構築もしてくれるとても優れた技術。
②傾聴は短時間でに信頼関係を結び、効率よく問題把握を可能にさせてくれる技術。
③カウンセラーは普段から誠実で温か味のある人間である必要がある。
④傾聴には、クライアント自身の成長を促す力がある。

 

次回は、カウンセラーが傾聴することによって、クライアントの中から自然と気付きが生まれるということに付いてお話したいと思っております。

 

傾聴の大切さ

 

こんばんは。『落ちこぼれが創る明るい未来の会』代表のwatanabeです。

この会では、①お悩みを持った方の問題解決のお手伝いをすること、➁カウンセリングやコーチングを通じて出会った方々と新しい価値観を形成し明るい未来を築いていくこと、を目標として活動をしております。

まずは、その一環として、この会の礎となっている、カウンセリングやコーチングの周知や普及を行っていきたいと考えております。

カウンセリングやコーチングがもっと世の中に普及し気軽なものとなり、その結果、より多くの人々が、日々の生活を楽しく豊かに送れるようになることを願ってやみません。

また、私はカウンセラーやコーチの持っている対人関係の技術が広がっていくことで、世の中が前向きで調和的になると信じております(カウンセラーやコーチは対人関係のプロなのです)。

ですので、このブログを通して、日常生活に役立つ対人関係の情報を提供していきたいと考えています。

カウンセリングには返報性の原理が用いられている

さて、前回はアサーション(自分のことも相手のことも大切にしましょうという精神)について述べました。

その中で返報性の原理がカウンセリングに用いられているということについて触れました。
今回はこのことについてもう少し詳しく述べていきたいと思っております。

返報性の原理とは、簡単に言ってみれば、良いことをされる(悪いことをされる)とお返ししたくなるという人間の心理のことです。

例えば、年賀はがきが思わぬ人から届いた場合、あなたならどうしますか?
きっと、その人にお礼の文を添えて年賀はがきを送り返すのではないでしょうか。

このように、人は頂いたものに対して、同等か、それ以上のお返しをしたくなるという心理が働きます。
つまり、人は厚意を受けると、厚意でお返ししたくなるものなのです。これを返報性の原理といいます。

従って、この返報性の原理を日常生活に取り入れていくだけで、人間関係が良好になっていくといっても過言ではありません。

傾聴が大切なのは、返報性の原理が働くから

カウンセリングやコーチングを学んでいくと、まず最初に傾聴の大切さやその必要性を学びます。

では、なぜこの傾聴が大切であるかというと、傾聴は、カウンセラーとクライアントとの信頼関係の構築に欠かすことのできないツールだからです。

そして、この傾聴がしっかりとできたとき、クライアントの中からおのずと返報性の原理が芽生え始めます

人は自分の話をしっかりと聴いてくれる人に信頼感を抱くようになります。特に悩みを抱えていたり、前に進めないでいるような状況にある人にとっては、自分の話を聞いて貰えることが、大きな安心感となります。

この安心感こそが、カウンセラーとクライアントの間で生まれる信頼関係であり、安心してなんでも話せる関係ができてはじめて、本当の意味でのカウンセリングが始まるといってもいいでしょう。

このようにして生まれた信頼関係は、どちらかが一方的に与えるという縦の関係ではなく、双方が与え合うという横の関係であり、とてもリラックスできる関係性であるといえます。

返報性の原理が問題解決に導いていく

プロのカウンセラーやコーチは、問題解決に至る方法や技術をたくさん持っています。しかし、こういった方法や技術をクライアントに対してすぐに使うわけではありません。

なぜならば、信頼関係が構築されておらず、返報性の原理が働いていない間は、カウンセラーの持っている技術や技法が活きてこないからです。

例えば、街で出会った見ず知らずの人に、突然、「あなたは〇〇すべきです」と急に指図されたらどう思うでしょうか。
きっと、誰もがむっとして「何言っているんだこの人?」となるでしょう。

しかし、信頼のできる友人から「あなたは〇〇すべきじゃない」と言われたら、「そうかもしれないな」と思うこともあるでしょう。

カウンセラーとクライアント関係は、極端なことを言ってしまえば、見ず知らずの人同士が街で出会っていきなり話し合うようなものです。

ですので、出会ってすぐにカウンセラーが「あなたは〇〇した方がいいですよ」と言ったとしても、クライアントの気持ちはそう簡単には動きません。

しかしながら、カウンセラーがクライアントの話を丁寧に丁寧に聴いていき、悩みを理解し共感することができたなら、自然と友人同士のような関係が作り出すことも可能になるといっていいでしょう。

こうして出来上がった信頼関係があってはじめて、クライアントの中に返報性の心理が働き始め、カウンセラーの提案も受け入れてみよう、と思えるようになるのです。

このような心理的な相互作用をクライアントに働かせていくことで、カウンセラーも一緒になって問題解決に向かって歩んでいけるよう誘っていきます。

問題解決はクライアントとカウンセラーとの共同作業

問題解決は、クライアントとカウンセラーとの共同作業です。
共同作業であるからこそ、クライアントは前に向かって行動できるようになるといえます。

問題解決をひとりで行うよりも2人(あるいは複数)で行った方が心強いものです。

例えるなら、ひとりでする登山と仲の良い友人と一緒にする登山との違いといったらいいでしょうか。
1人だったら挫折してしまうかもしれない山頂までの道のりも、友人と一緒だったらなら最後まで登り切ることができるかもしれません。

しかも、この友人が山のことをを良く知る山岳ガイドであったなら、なおさら心強いと思いませんか。

ですので、カウンセラーとクライアントの間に信頼関係が構築されると、一緒に問題の解決に向かっていこうという意識が生まれ、それによってクライアントの気持ちは大きく前に向かっていきます

傾聴が大切とされる3つの点

傾聴が、返報性の原理を生み出し、それによってカウンセラーからの提案をクライアントが受け入れて貰えるようになる、ということをここまで書いてきましたが、傾聴の大切さは、これ以外にももちろんあります。

簡単ではありますが、傾聴の大切さを以下にまとめてみました。

傾聴の大切さ
① お悩みの内容の把握。
② クライアントとの信頼関係の構築。
③ クライアントがお悩みを語ることで気付きが生まれる。

 
本日は、主に②についてお話してきましたが、次回も引き続き、このカウンセリングにおける傾聴の大切さをお伝えしていきたいと考えております。
 
 

アサーティブに生きる

 

あなたの好きな色は何ですか?
そう問われたらあなたは、どのように答えるでしょうか。

人は、何かを問われた時、それに対して返答せずにはいられません。
なぜならば、問われたら答えるということを習慣化されて育っているからです。

ですので、よほどのことがない限り、人は必ず質問に答えようとするのです。

こんばんは。「落ちこぼれが創る明るい未来の会」代表のwatanabeです。

カウンセラーの特色

前回は、カウンセラーは気付きを通して自己効力感を上げていき、それをやる気に変えて行動できるように促していくということを書きました。

ですので、カウンセラーを別な言葉で表現するならば、やる気を起こさせる人、つまりモチベーターであるといっても問題はないでしょう。

よって、我々カウンセラーは、クライアントのモチベーションを上げていくための方法を日夜考えているといっても過言ではありません。

そして、我々カウンセラーは、クライアントのモチベーションを上げていく方法を日夜考えているからこそ、モチベーションを下げるような人と出会うと、がっかりしてしまうという経験を少なからずしている、といってもいいでしょう。

モチベーションを下げる人とはどういう人かというと、いつもイライラしていたり、悪口ばかりを言っていたりする人のことで、彼らは周囲の無害な人に悪影響を及ぼしているといっていいでしょう。

そのような人に出会う度に、私は、「人は互いにモチベーションを上げあうような関係性が一番なんだよな~」、と思ってしまいます。

人間関係は、win-winの関係でありたいですし、win-winの関係で世の中を回していった方が世界は間違いなく幸福になるはずです。

アサーションの精神で生きる

カウンセリングを勉強していくと、必ずアサーションについて学ぶこととなります。

このアサーションとは、相手の考えも尊重し、こちらの考えも尊重して貰いながら、お互いに前向きに物事に対処していく、ということです。

ま、簡単に言ってしまえば、「自分のことも相手のことも大切にしましょう」ということですね。

従って、このアサーションの考えを生活の中に取り入れていくと、自ずと相手の話を聴く姿勢と、互いに良い方向に向かっていこうとする思考法が必要になってきます。

ですので、このアサーションを身に付けようとすると少々時間が掛かってしまいます。

けれど、ひとりでも多く、このアサーションを身に付けて日々の生活を送れるようになれば、世の中は確実的によくなるといっていいでしょう。

そういった意味もあり、このアサーションを世に広めていくことも、カウンセラーやコーチングを生業としている人間の使命のひとつとつであるともいえます。

よって、我々カウンセラーは、普段の会話の中からでも、よりアサーティブになるように意識しており、日々の生活の中でも、アサーティブな姿勢で周囲の人と接し、その結果、アサーションに興味を持って貰えるよう試みているといっても過言ではありません。

このアサーションの精神を多くの人が持ち、それを生活の中に取り入れることができたなら、必ずこの世の中は「心地よい社会、暮らしやすい社会」となるに違いありません。

「心地よい」という幸せの作り方

ところで、幸せとはなんなのでしょう?

わたしは、幸せとは「心地よさ」だと考えます。心地よく暮らすことができた時、人は幸福になれるのだと思います。

心地よい環境や心地よい人間関係、心地よく働ける職場、行っていて心地よいと感じられる仕事、これらに恵まれた時、人は幸福を感じるといえるでしょう。

この心地よさという幸せは、一時的な幸福、例えば、応援しているサッカーチームが優勝した幸せ、というような瞬間的なものではなく、より日常的で持続的なものであると思います。

では、心地よい幸せが日常的で持続的なものにするには、いったいどうすればよいでしょうか。

それは、普段から自分自身に「心地よい幸せ」とは何なのかを問いかけていくことだと思います。

例えば、普段の言動が乱暴になってしまっているとしたら、周囲に悪影響を及ぼしていることになるわけですし、そうなると当然、持続的な心地よさは損なわれるといっていいでしょう。

ですので、たとえ普段の言動であったとしても「心地よい幸せ」に繋がっているかどうか、自問自答する必要があるといえます。

ただ、このような自問自答は、いささか面倒に感じるかもしれません。

けれども、もし普段の生活を心地よいものにしたいというのであれば、この検証を怠るわけにはいかないのです。

なぜなら、自分の言動を意識することが、結果的に他者に対しての気遣いとなり、そのような小さな気遣いがあってこそ、心地の良い社会を形成させるからなのです。

この問いかけのバリエーションのひとつとして、今の私の言動は「アサーティブであったか?」と問い掛けていくのもいいでしょう。

返報性の原理

人は他人から何らかの施しを受けた場合にお返しをしなければならないという感情を抱きます。これを返報性の原理といいます。

この返報性の原理こそ、世の中を心地よくするキーワードだと思っています。

人は嫌なことをされたら、それに対する反応はネガティブなものとなります。
しかし、その一方で、良いことをされたら、良いことでお返ししようとするものです。

こういった人間の心理を上手に活用していくことで、世の中は必ずよくなっていくと私は信じています。

『情けは人のためならず( 人に親切にすればその相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる)』ということわざがありますが、この言葉はまさに「返報性の原理」にを物語っているといえましょう。

この「情けは人のためならず」の精神こそ、win-winであるといえるし、このようなwin-winで培われた人間関係こそ、世の中が「心地よさという持続的な幸せ」を形成する礎となることに間違いはないのです。

「心地よい幸せ」とは利他と利己の両方あってこそのことなのですから。

本日のまとめ

アサーティブに生きる
① カウンセラーは、モチベーターでもある。
② アサーションとは、自分のことも相手のことも大切にする精神のこと。
③ 幸せになるためには、他者に対しての気遣いが必要であり、その気遣いが心地よい社会を形成させる。
④ 他者に対して行った気遣いは、返報性の原理により自分に返ってくる。

 

次回はこの返報性の原理とカウンセリングについてを述べていきたいと思います。

 

 

自己効力感

 

こんばんは。『落ちこぼれが創る明るい未来の会』代表のwatanabeです。

本日は、前回お話したカウンセリングについての続きで、自己効力感についてお話ししようと思っています。

自己効力感とは、心理学用語であり、自己肯定感ということもありますが、ここではあえて自己効力感という言葉を使って説明していきたいと思います。

また、自己効力感を「自信」いう言葉に置き換えることも可能ですけれど、自信という言葉でお話していくと、少し焦点がぼやけてしま可能性もあるので、今回は、自己効力感という言葉でお話をしていきます。

自己効力感とは何か

『自己効力感』を詳しく説明すると、「考えられる」、「気付くことができる」、「決断できる」、「行動できる」、「行動した結果、自分や周囲に影響を与えることができる」、「結果から学ぶことができる」といったPDCAのサイクルのことであると私は考えます。

自己効力感のある人のことを行動力のある人と言い換えることもできるでしょう。
また、別な言い方をすれば「自分はできるんだ」と思える人のことでもあります。

では、「自分はできる」と思えるようになるにはどうすればいいのでしょうか。

その答えのひとつとして、見通しを立てられる力を養うということがあげられます。

人は見通しが立てられれば行動できるようになりますし、行動すればどんな内容であっても必ず結果が出ます。従って、行動した結果から学ぶことができ、その学びが見通しを立てるための力となります。

このようにして、行動しその結果から学ぶことができると、見通しを立てられる力を養うことができるようになり、そういった積み重ねが「自分はできるんだ」という自己効力感へと繋がっていきます。

ですので、「行動した結果から学んだ経験」をたくさん持っている人を自己効力感がある人ということもできるでしょう。

カウンセリングですることは自己効力感を上げていくこと

とはいえ、人は自信がないからこそ人は悩むわけです。そういった自信のない人に対してどのように自己効力感を身に付けさせていけばよいのでしょうか。

カウンセリングは、クライアントのお悩み解決が目的となります。そして、最終的にはクライアント自身が行動し、問題解決できるようにならなければならないのです。そのために、カウンセラーはクライアントに対して、「自分はできるんだ」という「気付き」を与える必要がでてくるのです。

では、どのようにして気付きを与えてくのかというと、カウンセラーとクライアントが対話を重ねていく中で、気付きに繋がるようなヒントを丹念に探していき、それを自己効力感に変えていく、ということになります。

実を言うと、この「気付き」こそ自己効力感の本体であり、気付きを生み出すことができた時、自己効力感は自然と上がっていきます。

従って、カウンセリングとは、クライアントに「気付きを与え、自己効力感を高めていく」ことであり、その結果、問題解決に向けて行動できるように誘っていくということといえます

この気付きを与え、自己効力感を高めていくことが、カウンセラーの仕事であるとともに、腕の見せ所といえます。

自己効力感の見つけ方

カウンセリングはカウンセラーとクライアントの共同作業です。

カウンセラーはクライアントの話を聞き、質問をし、それを繰り返しながら、問題の核心部分に迫っていきます。問題の核心部分には、大抵、クライアントが抱えている思い込みだったり固定観念が存在していて、この思い込みや固定観念がクライアントに行動を起こさせない原因になっています。

ですので、カウンセラーは、クライアントの中でがっちりと根付いてしまっている思い込みや固定観念を揉み解していき、別な考え方や視点を持たせてあげ「気付き」を生み出し行動化に繋げていきます

例え思い込みや固定観念を見付け出し、それと変わるような考え方や視点をクライアントが持つことができたとしても、それが行動化につながらないのであれば問題解決にはつながりません。

従って、カウンセラーはクライアントと一緒になって、根気強く行動化に繋がるような「気付き」が生まれるよう導いていかなければなりません。

優秀なカウンセラーほど、行動化できるような気付きをクライアント自身に見つけさせるものなのです。

問い掛けの力

カウンセラーは基本的に、「人は誰しも自分自身で問題解決できるような考えや方法を持っている」と信じています。しかし、なかなか問題に対しての解決方法が見当たらず、人は悩んでしまうものでもあります。

では、なぜ人は問題解決に至れるような考えや方法を持っているはずなのに、悩みに対処できないでいるのでしょうか?

それは、クライアントが自分で持っているはずの問題解決の方法に上手にアクセスできずにいるから、ということになります。

ですので、カウンセリングをしていく中で、カウンセラーは、相手の話をしっかりと聴きながら、問いかけをし、この問い掛けを通して、クライアントの中に潜んでいる解決に向けての情報にアクセスできるよう導ているといっていいでしょう。

問い掛けは、気付きを与えるものであり、例えるなら、問題と問題解決に至る道を通じさせる道路のようなものといっていいでしょう。

人は、何かを問いかけられると、それに答えようとする習性をを持っています。

この問いかけられたことに答えようとする習性によって、人は思考し答えを導こうとします。この思考の過程でクライアントの心の中から気付きが生まれ、問題解決に向けての見通しを立てることができたとき、行動を起こすことが可能となるのです。

気付きを得たうえで起こす行動は、命令されておこなった行動の何倍も、何十倍もの威力を発揮します。気付きをもとにした行動は、自発的な行動であり、自発的な行動こそが問題を解決に向かわせる推進力になるといえるのです。

従って、我々カウンセラーは、自発的に気付いて行動してもらえるように「何をどう問いかけるか」を考えながら、日々、問い掛ける力を磨き、カウンセリングに臨んでいるといってもいいでしょう。

話を聞くことの大切さ

今、あなたの周りに、あなたの話を聞いてくれる人がどれくらいいるでしょうか。

もし、あなたの周りに話を聞いてくれる人がいるとしたら、ぜひその人を大切にしてください。あなたの話を丁寧に聞いてくれる人こそ、あなたの能力を引き出してくれる人であることに間違いないのです。

我々、カウンセラーは、話を聞くことの大切さを系統的に学び、その効果を最大限に生かしていくことを生業としています。ですから、悩みがあったらプロのカウンセラーに相談することをお勧めします。

しかしながら、悩みがあったときに、必ずしもカウンセラーに頼る必要はないということも事実です。自分の悩みを誰かに話しているだけで、ふと気付きが生まれ悩みが解決してしまうことも少なくありません。

もし、このブログを読んでいる方で、今現在、悩みがあって行動できないでいるという人は、周囲をちょっと見渡して話を聞いてもらえそうな人がいないか探してみてください。

話を丁寧に聞ける人とは、コミュニケーション能力の高い人であり、分析力の高い人でもあります(話をしっかりと聴けないと分析もできません。分析したいと思うからこそ、話をしっかり聴くのです)。

実はそういった人と話をしているだけで、悩みは自然と解消してしまうものなのです。

自己効力感についてお勧めの動画

ちなみに、冒頭で私が書いた自己効力感の定義については、こちらの動画を参考にさせて頂きました(正直言うと参考ではなく参照ですが…)。

こちらの動画に出てくる宮越大樹さんの動画は、他にもたくさんアップされているので、カウンセリングやコーチングに興味のある方はぜひご覧になって下さい。特にコーチングに興味のある人は必見です!!

学ぶことは、自己効力感を高めてくれます。ぜひこの動画をみることで、自己効力感を高めていって貰えれば幸いです。

本日のまとめ

自己効力感
① 自己効力感とは、考えられる、気付くことができる、決断できる、行動できる、行動した結果、自分や周囲に影響を与えることができる、結果から学ぶことができる、といったPDCAのサイクルのこと。
② 自己効力感がある人とは、「行動した結果から学んだ経験」をたくさん持っている人である。
③ 「気付き」こそ自己効力感の本体であり、気付きがあれば行動に繋がる。
④ カウンセラーが「気付き」を生み出し自己効力感を高めていくことで、クライアントの行動化に繋げていく。
⑤ 気付きによって生まれた自発的な行動をしない限り、結果から学ぶことができない。
⑥ 話を丁寧に聴いてくれ、気付きを促す問い掛けが上手な人が自己効力感を高めてくれる。

 

 

カウンセリングについて

 

こんばんは。『落ちこぼれが創る明るい未来の会』代表のwatanabeです。

わたしは、カウンセリングを生業としています。
カウンセリングとは、ざっくりといえば相談業務といっていいでしょう。

けれど、相談業務もいろいろあるわけで、私が主に行っているカウンセリングを簡単に説明するとすれば、心理学的な側面からアプローチするお悩み相談といえます。

カウンセリングの基本

これから述べるカウンセリングの基本は、あくまでも私の持論でありますけれど、それでも多くのカウンセラーの方が思うこととさほど変わりはないと思います。

⓵ クライアントとの間に信頼関係を築くこと。
➁ クライアントとの対話の中で、クライアントに気付きを与えること。
⓷ クライアントが得た気付きによって、行動できるように促していくこと。

カウンセリングが相談業務である以上、その目的はクライアントご自身の抱えているお悩み解決です。

では、このカウンセリングでいう「お悩み」とは何なのかというと、「どうすればよいかわからないので、行動できない」ということだといえます。

ですので、私は、カウンセリングを通して、クライアントが行動化につながるような気付きを与え、その気づきが原動力となり行動できるように促していく、ということをしているといっていいでしょう。

カウンセリングの喜び

人が悩みを抱えた時、第3者に相談を持ち掛けるのは、自分の考えだけでは問題解決に至ることができず、それでも、どうにかして問題を解決したい、そのための糸口を見つけたい、という思いがあるからです。

問題解決に至るには、クライアントの視野を広げていく必要があります。悩みを持っている人は、問題にフォーカスしすぎてしまうことで、往々にして視野が狭くなっています。

従って、私はカウンセリングを通じて、クライアントの「視野を広げる」ということをしていきます。視野が広がるとどうなるかというと、気付きが生まれやすくなるといえます。

そういった意味では、この「視野を広げる」ことは、「気付きを得る」ということとほとんど同じ意味であるといっても構いません。

また、この「視野を広げる」ということは、新しい情報をクライアントに与えるということだけでなく、自分自身の深く知って貰うという意味も含まれています。

ですので、自分自身を知るという作業があるために、冒頭に書いたように、カウンセリングは心理的側面を持った相談業務であるということができます。

私が、カウンセリングをしていてとても嬉しいことは、クライアントの方が、気付きによって表情がぱっと明るくなり、「よしやってみよう!」と思って貰えたりするときです。

このような時は、私とクライアントの間に共感的な理解が生まれ、その瞬間、2人の間の境界がなくなるような錯覚に陥ることもあります

そんな時、私は、この仕事をしていてよかったな、と思うのです。

気付きが生まれると、自己効力感が生まれる

人が行動するにあたって、自分はできるんだという自己効力感が必要になってきます。つまり自信が大切であるといえます。

この自信とは何も大それたことではなく、例えば、「買い物に行く」といったことでも、その人の根底には「私は買い物に行ける」といった自信があるから買い物に行けるわけです。

大人になると、普段から買い物に行くことが習慣化されているので、買い物に対して自信があるとかないとか考えることはありませんが、買い物に1人でいったことのない幼い子供にとっては、買い物に対する自信は存在していないといっていいでしょう。

なので、買い物に行ったことのない子供に買い物のお願いをすると戸惑ってしまうのは当然のことです。

人は大人であっても子供であっても未経験のことに対してはなかなか行動することができません。はじめて何かをするときは、自信がないのは当たり前であり、だからこそ躊躇するわけです。

ですので、カウンセラーがクライアントに促していく気付きとは、行動に繋がるような気付きであり、「これならできそうだ」という自信に繋がるものでなければなりません

生きていく上で大切なことはできるという見通し

行動できる人の特徴は自分自身に自信を持っている人のことです。自信を持っているということは、自分にはできるんだという見通しが立てられるということでもあります。

この見通しが立てられないと、どんなに自信を持っている人であっても、躊躇したり2の足を踏んでしまうことでしょう。

従って、行動化に繋がる気付きを与えるには、こうすれば行動できるという見通しを立たせることであるともいえます。

この「こうすればできる」といった見通しを立てられる力のことを心理学の用語で「自己効力感」といいますが、この自己効力感については、詳しくお話したいので、また次回、書いていきたいと思っています。

本日のまとめ

カウンセリングについて
① カウンセリングはクライアントとの間に信頼関係を結び、気付きを与え、行動できるように促していくこと。
② 気付きを与えるということは、クライアントの視野を広げていくということでもある。
③ 気付きが生まれると行動してみようと思えるようになり、それまで損なわれていた自信を回復できるようになる。
④ どう行動したらいいか見通しが立つと、それが自信へと繋がっていく。