自己効力感

動じない心

 

何があっても心が動じなくなると、今、この瞬間を生きていけるようになります。心が動じるということが、あなたのエゴが動じるということです。あなたの自尊心、あなたの思惑、あなたの将来、あなたの予定、あなたの思考、そういった物事が、外からの影響が加えられたとき、あなたの心が揺れ動いてしまうのです。

もし、すべての出来事があなたの思い通りになるのであれば、この生命を生きる意味はないのかもしれません。すべてがあなたの予定通りになるのであれば、それは逆に生きていないということになりかねません。

誰かと出会い恋に落ちる、こういったことは予定して出来ることではありません。このように人生の出来事の大半がハプニングです。そういったハプニングをどのように受け止め、どのように対処していくか、そこには常に冷静さと客観性が必要とされるのです。

素敵な人に出会って恋に落ちることも、仕事をしていてその命令が腑に落ちないことで怒りがわくことも、その構造そのものは一緒です。恋も仕事も、あなたが外からの出来事をどう受け止めたか、ということには変わらないのです。その受け止め方が、前者は喜ばしいということであり、後者は避けたいと思っているのにすぎないのです。下手をすると、そういったリアクションにだけでこの人生を終えてしまいかねません。

あなたがあなた自身の人生を、主人公として生きて行きたいと思うならな、自分の心のリアクションを客観視できるようになる必要があるでしょう。リアクションで感情的になりすぐさま行動してしまうのではなく、そうして生まれた感情を受け入れた上で、心の奥底にある声を聴いていくことが大事なのです。

心の声を聴くということは何も論理的になれというのではありません。心の声に耳をを傾ければ、自然と答えが導き出されるということなのです。

リアクションで生まれる行動の大半は、YesかNoのどちらかです。このYesかNoという反応は、可能性を狭めてしまうことでもあります。しかし、リアクションですぐさま反応するのではなく、冷静さと客観性を持って物事に対処できるようになるならば、出来事に対して行える行動は無限に存在することができるでしょう。そういった無数の可能性の中から最善の策を選び出し、それを生きていくことが自分自身の人生の舵を切っていくということとなるのです。

では、どのようにすれば、あなた自身の心の声を聴くことができるようになるのかといえば、それは、あなたの心を常に静かにしておくことなのです。

本日のまとめ

動じない心
①  心が動じなくなると、今を生きられるようになる。
② 外からの出来事にリアクションだけで生きていては、人生の主人公にはなれない。
③ 心の奥にある声を聞けるようになると、自分の人生の舵を取ることができるようになる。
④ 心に声に耳を傾けると自然と最善の策を選べるようになる。
⑤ 心を常に静かにしていると、自然とあなたの心の声を聴けるようになる。

 

自己効力感

 

こんばんは。『落ちこぼれが創る明るい未来の会』代表のwatanabeです。

本日は、前回お話したカウンセリングについての続きで、自己効力感についてお話ししようと思っています。

自己効力感とは、心理学用語であり、自己肯定感ということもありますが、ここではあえて自己効力感という言葉を使って説明していきたいと思います。

また、自己効力感を「自信」いう言葉に置き換えることも可能ですけれど、自信という言葉でお話していくと、少し焦点がぼやけてしま可能性もあるので、今回は、自己効力感という言葉でお話をしていきます。

自己効力感とは何か

『自己効力感』を詳しく説明すると、「考えられる」、「気付くことができる」、「決断できる」、「行動できる」、「行動した結果、自分や周囲に影響を与えることができる」、「結果から学ぶことができる」といったPDCAのサイクルのことであると私は考えます。

自己効力感のある人のことを行動力のある人と言い換えることもできるでしょう。
また、別な言い方をすれば「自分はできるんだ」と思える人のことでもあります。

では、「自分はできる」と思えるようになるにはどうすればいいのでしょうか。

その答えのひとつとして、見通しを立てられる力を養うということがあげられます。

人は見通しが立てられれば行動できるようになりますし、行動すればどんな内容であっても必ず結果が出ます。従って、行動した結果から学ぶことができ、その学びが見通しを立てるための力となります。

このようにして、行動しその結果から学ぶことができると、見通しを立てられる力を養うことができるようになり、そういった積み重ねが「自分はできるんだ」という自己効力感へと繋がっていきます。

ですので、「行動した結果から学んだ経験」をたくさん持っている人を自己効力感がある人ということもできるでしょう。

カウンセリングですることは自己効力感を上げていくこと

とはいえ、人は自信がないからこそ人は悩むわけです。そういった自信のない人に対してどのように自己効力感を身に付けさせていけばよいのでしょうか。

カウンセリングは、クライアントのお悩み解決が目的となります。そして、最終的にはクライアント自身が行動し、問題解決できるようにならなければならないのです。そのために、カウンセラーはクライアントに対して、「自分はできるんだ」という「気付き」を与える必要がでてくるのです。

では、どのようにして気付きを与えてくのかというと、カウンセラーとクライアントが対話を重ねていく中で、気付きに繋がるようなヒントを丹念に探していき、それを自己効力感に変えていく、ということになります。

実を言うと、この「気付き」こそ自己効力感の本体であり、気付きを生み出すことができた時、自己効力感は自然と上がっていきます。

従って、カウンセリングとは、クライアントに「気付きを与え、自己効力感を高めていく」ことであり、その結果、問題解決に向けて行動できるように誘っていくということといえます

この気付きを与え、自己効力感を高めていくことが、カウンセラーの仕事であるとともに、腕の見せ所といえます。

自己効力感の見つけ方

カウンセリングはカウンセラーとクライアントの共同作業です。

カウンセラーはクライアントの話を聞き、質問をし、それを繰り返しながら、問題の核心部分に迫っていきます。問題の核心部分には、大抵、クライアントが抱えている思い込みだったり固定観念が存在していて、この思い込みや固定観念がクライアントに行動を起こさせない原因になっています。

ですので、カウンセラーは、クライアントの中でがっちりと根付いてしまっている思い込みや固定観念を揉み解していき、別な考え方や視点を持たせてあげ「気付き」を生み出し行動化に繋げていきます

例え思い込みや固定観念を見付け出し、それと変わるような考え方や視点をクライアントが持つことができたとしても、それが行動化につながらないのであれば問題解決にはつながりません。

従って、カウンセラーはクライアントと一緒になって、根気強く行動化に繋がるような「気付き」が生まれるよう導いていかなければなりません。

優秀なカウンセラーほど、行動化できるような気付きをクライアント自身に見つけさせるものなのです。

問い掛けの力

カウンセラーは基本的に、「人は誰しも自分自身で問題解決できるような考えや方法を持っている」と信じています。しかし、なかなか問題に対しての解決方法が見当たらず、人は悩んでしまうものでもあります。

では、なぜ人は問題解決に至れるような考えや方法を持っているはずなのに、悩みに対処できないでいるのでしょうか?

それは、クライアントが自分で持っているはずの問題解決の方法に上手にアクセスできずにいるから、ということになります。

ですので、カウンセリングをしていく中で、カウンセラーは、相手の話をしっかりと聴きながら、問いかけをし、この問い掛けを通して、クライアントの中に潜んでいる解決に向けての情報にアクセスできるよう導ているといっていいでしょう。

問い掛けは、気付きを与えるものであり、例えるなら、問題と問題解決に至る道を通じさせる道路のようなものといっていいでしょう。

人は、何かを問いかけられると、それに答えようとする習性をを持っています。

この問いかけられたことに答えようとする習性によって、人は思考し答えを導こうとします。この思考の過程でクライアントの心の中から気付きが生まれ、問題解決に向けての見通しを立てることができたとき、行動を起こすことが可能となるのです。

気付きを得たうえで起こす行動は、命令されておこなった行動の何倍も、何十倍もの威力を発揮します。気付きをもとにした行動は、自発的な行動であり、自発的な行動こそが問題を解決に向かわせる推進力になるといえるのです。

従って、我々カウンセラーは、自発的に気付いて行動してもらえるように「何をどう問いかけるか」を考えながら、日々、問い掛ける力を磨き、カウンセリングに臨んでいるといってもいいでしょう。

話を聞くことの大切さ

今、あなたの周りに、あなたの話を聞いてくれる人がどれくらいいるでしょうか。

もし、あなたの周りに話を聞いてくれる人がいるとしたら、ぜひその人を大切にしてください。あなたの話を丁寧に聞いてくれる人こそ、あなたの能力を引き出してくれる人であることに間違いないのです。

我々、カウンセラーは、話を聞くことの大切さを系統的に学び、その効果を最大限に生かしていくことを生業としています。ですから、悩みがあったらプロのカウンセラーに相談することをお勧めします。

しかしながら、悩みがあったときに、必ずしもカウンセラーに頼る必要はないということも事実です。自分の悩みを誰かに話しているだけで、ふと気付きが生まれ悩みが解決してしまうことも少なくありません。

もし、このブログを読んでいる方で、今現在、悩みがあって行動できないでいるという人は、周囲をちょっと見渡して話を聞いてもらえそうな人がいないか探してみてください。

話を丁寧に聞ける人とは、コミュニケーション能力の高い人であり、分析力の高い人でもあります(話をしっかりと聴けないと分析もできません。分析したいと思うからこそ、話をしっかり聴くのです)。

実はそういった人と話をしているだけで、悩みは自然と解消してしまうものなのです。

自己効力感についてお勧めの動画

ちなみに、冒頭で私が書いた自己効力感の定義については、こちらの動画を参考にさせて頂きました(正直言うと参考ではなく参照ですが…)。

こちらの動画に出てくる宮越大樹さんの動画は、他にもたくさんアップされているので、カウンセリングやコーチングに興味のある方はぜひご覧になって下さい。特にコーチングに興味のある人は必見です!!

学ぶことは、自己効力感を高めてくれます。ぜひこの動画をみることで、自己効力感を高めていって貰えれば幸いです。

本日のまとめ

自己効力感
① 自己効力感とは、考えられる、気付くことができる、決断できる、行動できる、行動した結果、自分や周囲に影響を与えることができる、結果から学ぶことができる、といったPDCAのサイクルのこと。
② 自己効力感がある人とは、「行動した結果から学んだ経験」をたくさん持っている人である。
③ 「気付き」こそ自己効力感の本体であり、気付きがあれば行動に繋がる。
④ カウンセラーが「気付き」を生み出し自己効力感を高めていくことで、クライアントの行動化に繋げていく。
⑤ 気付きによって生まれた自発的な行動をしない限り、結果から学ぶことができない。
⑥ 話を丁寧に聴いてくれ、気付きを促す問い掛けが上手な人が自己効力感を高めてくれる。