見通しが行動力を生む

 

おはようございます。本日も行動力を上げて行く方法について、書いていきたいと思います。

最近、「行動力」とは「見通し力」なんだなと実感しています。行動する前に、ある程度の見通しが立てば動けるし、逆に全く見通し立たないことに対してはなかなか行動に移せないものであるといえるでしょう。

心理学の用語にアトキンソンモデルというものがあります。これは、「人は成功する確立が半々ぐらいのものに挑戦するのに対し、全く成功しなさそうな事ややってみて簡単にできてしまいそうなことには挑戦しない」ということを数値化したものです。

これをもう少しわかりやすく説明するならば、人は「現状では難しいが、がんばればなんとか達成できるかもしれない」と思える程度の目標に対して達成動機を持つということいえるのです。

つまり、成功するまでの見通しをある程度立てることができるようなことであるならば、人はチャレンジできる(行動できる)し、全く見通しの立たないものや、見通しを立てる必要もなくできてしまうことに対しては、挑戦しないということがいえるのです。

ついゲームにはまってしまうということがありますが、これこそアトキンソンモデルで説明できるといえます。難しすぎるゲームや簡単なゲームはつまらなく感じるし、クリアできそうでできないくらいのゲームに多くの人がはまってしまうものなのです。

従って、ゲームの作成者は、もしかするとこういったアトキンソンモデルのことを念頭に置いて、開発を進めているのかもしれません。

経験が見通しを立てる力を生み出す

では、アトキンソンモデルでいう達成動機(がんばればなんとか達成できるかもしれないという動機)が、どのようにして生まれるのかというと、それはそれまでの経験と自分の能力を照らし合わせた結果ということができるでしょう。

自分の過去経験と能力を照らし合わせた結果として、見通しを立てることができるかどうかで、人は「する/しない」を決定しているといってもいいはずです。

従って、行動するかどうかを決定する大きな要因として、過去にどのような経験をしてきたかということが注目されるのです。

例えば、「自転車で1時間以内で20㎞走ってください」とい課題を出されたときに、できるかどうかの判断は、人それぞれの過去の経験を複合的に照らし合わせてするといっていいでしょう。自転車を乗れるようになったばかりの子供にとっては、この課題は難しいものであるし、自転車レーサーであるならば、この課題は簡単な事といえます。自転車レーサーでないにしても、普段自転車に乗っているような人ならば、1時間で20㎞を走れるかどうかは、比較的簡単に計算できるのに対し、自転車には乗れるけどもう何年も乗っていないような人だと、この課題が達成できるかどうかを判断するのには、多少の時間が掛かるかもしれません。このように、人は目の前の課題に対して、自分の経験と能力を瞬時に判断し、出来るかどうかの判断といえるのです。

こういったことを踏まえた上で、行動できる人とそうでない人の差は何なのかというと、こういった判断材料をたくさん持っているかどうかの差ともいえます。つまり、色々な経験を持っている人は判断力も早くなるといえるし、その判断力が、行動力に繋がっているといえるのです

専門分野の経験値の高い人がプロフェッショナル

NHKの「プロフェッショナル」という番組のエンディング頃に決まって、「あなたにとってのプロフェショナルとは何ですか?」と質問する場面があります。その回答は当然、出演者によって異なりますが、番組に出てくる出演者に共通していることといえば「専門分野の経験値が高い人」であるといるのです。

ある特定の分野でいろいろな経験をしているからこそ、目の前の課題に対してどのように対処していけばいいかという見通しを瞬時に立てることができるといっていいでしょう。そして、この見通しを立てることができるからこそ、スッと行動化できるといっても過言ではありません。

そういった意味では、やはり経験が必要になってくるといえます。最初は初心者だったとしても、たくさんの経験を積んでいくことで、人はプロフェッショナルになれるといえるのです。「石の上にも3年」という言葉の根拠はこういったところにあるともいえます。

そう考えると、人生を有意義なものにしたいと考えるのならば、色々な経験をしていくということがとても大事になってくるといえるのです。

国立青少年教育振興機構が公表している『子どもの体験活動の実態に関する調査研究』というものがありますが、この研究では、子供時代に様々な経験をしている人ほど、大人になってからのやる気や生きがい、モラルや人間関係能力などの資質・能力が高い傾向にあるといわれています。また子供時代に豊かな経験をした人の年収はそうでない人よりも多いという結果も出ているそうです。

こういったことから、経験から得たデータを豊富に持っている人ほど、見通す力があるといえることから、それが行動力に繋がるといえるのです。

有意義人生を歩みたいと思うのなら、色々な経験をすること

もし、これをご覧の方で、人生を謳歌したいと考えていらっしゃるのであれば、興味のあることはどんどんチャレンジした方がよさそうです。今、大人であって、仮に子供の頃に豊かな経験をしていないという方でも、もちろん、これからいろいろな体験をしていけば、これからの結果は経験を積んだ分変わってくるので、ぜひ、してみたいことは物おじせず体験していくことをお勧めします。

体験して得たデータは、何かをする前の見通す力を養ってくれます。この見通す力があればあるほど、行動力も上がっていくこと間違いなしです。

そして、見通し力を十分に養うことができたとき、どんなことにでもスッと行動できるようになるといえるでしょう。

本日のまとめ

見通しが行動力を生む
① 見通せる力があればあるほど、行動できるようになる。
② 人は成功する確立が半分くらいのものに挑戦する傾向にある。
④ 成功できるという見通しを立てることができたとき、挑戦するようになる。
⑤ 見通しとは「経験と自分の能力を照らし合わせた結果」のこと。
⑥ 様々な経験を持っている人は、必然的に判断力も高く行動力も高くなる。
⑦ プロフェッショナルとは「専門分野の経験値が高い人」。
⑧ 有意義なも人生を送りたいと思うなら、色々な経験をしていくということが大事。
⑨ 結果は経験を積んだ分変わってくる。

 

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